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浮遊霊とは|地縛霊との違いと俗信の起源
浮遊霊は、1970年代の心霊ブームのなかで中岡俊哉が広めたとされる比較的新しい言葉で、古典文献に直接の出典を持たないのが特徴です。心霊写真集や夏の怪談番組で「これは浮遊霊です」と耳にした記憶がある人は多いはずですが、その語の出どころをたどると、意外にも近代のメディアと結びついています。
夏目友人帳に映る日本の妖怪観と民俗学
が描く妖怪との共生・名前を返す行為・神の零落。柳田國男以来の民俗学が積み上げてきた4つの妖怪観を、現代の入口から読み解く8000字。
鬼太郎の妖怪たちの正体と本来の伝承
一反木綿・ぬりかべ・砂かけ婆・子泣き爺などに登場する妖怪の元ネタを民俗学的に解説。柳田國男に記された6種の出典と、墓場鬼太郎の由来をたどる。
もののけ姫の物の怪と日本の自然信仰
タタリ神・シシ神・こだま・山犬・猪神は実在の自然信仰がモデル。祟りと御霊信仰、山の神、たたら製鉄の金屋子神まで、民俗学で読み解く8つの神格。
安倍晴明と式神の伝承|史実と伝説の境界
平安中期の陰陽師・安倍晴明(921-1005)の実像と、式神・十二天将の伝承を民俗学的に整理。蘆屋道満との呪術合戦や葛の葉伝説が史実か後世の創作かを区別して解説する。
百鬼夜行絵巻に描かれた妖怪と付喪神の世界
室町時代に成立した百鬼夜行絵巻には琴・琵琶・鍋など器物が化けた付喪神が60以上の諸本で行進する。真珠庵本の成立、土佐光信の伝承、今昔物語集の夜行説話まで美術史と民俗学の両面で読み解く。
東方の妖怪キャラ元ネタ 伝承で読む7体
東方Projectの妖怪キャラが下敷きにする実在の伝承を民俗学で解説。鬼=酒呑童子、鵺=トラツグミ説、河童=零落した水神など、作品設定と伝承の違いを7体分けて読み解く。
水木しげるの妖怪研究と代表作
妖怪漫画の第一人者・水木しげる(1922-2015)の生涯と研究者としての功績を整理。鳥山石燕・柳田國男の継承、妖怪画の体系化、1995年設立の世界妖怪協会まで、現代の妖怪ブームを支えた仕事を概観する。
ぬ〜べ〜の妖怪は実在した?元ネタの伝承を読み解く
に登場した口裂け女・テケテケ・人面犬・雪女・ろくろ首・鬼の手。1979年から続く7つの怪異の実在の伝承と発祥を、民俗学・都市伝説論の視点で解説します。
モンスト・パズドラ妖怪キャラの元ネタ伝承
酒呑童子・玉藻前・八岐大蛇・鵺・ぬらりひょん・大嶽丸。モンストやパズドラに登場する6体の妖怪・鬼神がどんな伝承から生まれたのか、ゲームの解釈と古典の原典を照らし合わせて民俗学的に読み解く。
東北の妖怪|座敷童子とオシラサマの伝承
座敷童子とは、岩手県を中心に東北地方へ伝わる子供の姿の妖怪で、古い家の座敷や蔵に住み、いたずらをしたり子供と遊んだりすると語られてきた存在である。遠野でのフィールドワークや遠野物語にあたると、活字の話が土地の風景と地続きであることがはっきり見えてくる。
京都の妖怪と怪異伝説マップ
京都の怪異譚は、平安京が794年の遷都以来、雅な都であると同時に酒呑童子、鵺、橋姫、茨木童子、安倍晴明といった名が地理と結びついて密集して語られてきた土地だという事実から見えてきます。