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妖怪文化・民俗学

歌舞伎の怪談物は、怨霊・幽霊・妖怪が舞台に現れて人々を震え上がらせる、江戸歌舞伎の重要なジャンルである。文化・文政期に夏の定番として定着し、とりわけ四代目鶴屋南北が1825年に書いた東海道四谷怪談が、その系譜を決定づけた。

妖怪文化・民俗学

六道は、衆生が業に応じて地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天の六つの世界を生まれ変わり続ける世界観であり、日本の妖怪を読み解くうえで最初に押さえるべき土台です。鬼や餓鬼、火車のように仏教由来と語られる存在も、点で追うだけでは姿がぼやけます。

世界の怪物・妖精

スレンダーマンは、2009年6月に米国の掲示板Something Awfulで生まれた、作者と誕生日が特定できる稀有な現代怪異である。2日後にVictor Surge(Eric Knudsen)が子どもの白黒写真へ黒スーツの長身痩躯の人物を合成した投稿が起点となり、

妖怪文化・民俗学

夏に怪談が定番化したのは、単に「お盆だから」ではなく、江戸時代に芝居興行・信仰・遊戯文化という三つの源流が合流した結果です。夏の歌舞伎座や寄席で四谷怪談や牡丹燈籠を見て、原典の東海道四谷怪談や円朝の速記本まであたると、通説のような一枚岩の説明では足りないことがはっきりします。

妖怪文化・民俗学

鬼門とは、北東の方位を指す言葉で、鬼の出入口を意味した古代中国の地理観が日本で陰陽道と結びついて発展したものである。鬼が牛の角と虎の褌をまとって描かれるのは、丑寅の方角と結びついた造形だからで、まずここに方位が妖怪の姿を決めたという逆説があります。

世界の怪物・妖精

スキンウォーカーは、ナバホ族に伝わる変身する呪術師で、正式名称をイー・ナーズローシー(yee naaldlooshii)という。語義は「それを身につけ、四つ足で歩くもの」で、オオカミやコヨーテの姿を自ら選んでまとう、狼男とは異なる「堕ちた人間」の伝承だ。

都市伝説

リカちゃん電話は、1968年10月に正式に始まったタカラの公式テレフォンサービスであり、今も03-3604-2000で続く実在の電話企画です。1967年に女の子が「リカちゃんいますか」と本社へかけ、社員が「もしもし、私リカよ」と即興で応じたことから生まれたこの仕組みは、怪談とはまったく違う、

世界の怪物・妖精

レプラコーンは、アイルランド民間伝承に登場する小人妖精で、20世紀に定着した緑ずくめの陽気な姿ではなく、本来は赤い上着を着た偏屈な靴職人として語られてきました。セント・パトリックス・デーの街角やゲーム作品で親しまれるイメージは、伝承の原型から見るとかなり新しい顔にすぎません。

世界の怪物・妖精

ジンとは、アラビア・イスラム圏に伝わる精霊であり、人間が土から創られる2000年以上前に「煙の出ない火」から生まれたとされる第三の被造物です。天使でも人間でもないこの位置づけは、ディズニー映画やマギ原神で親しんだ「ジーニー」のイメージとはずいぶん違います。

世界の怪物・妖精

ドッペルゲンガーとは、ドイツ語で「二重に歩く者」を意味する、自分とそっくりの分身との遭遇を指す語です。作家ジャン・パウルが1796年の小説ジーベンケースで用いたのが初出とされ、比較的新しい言葉でありながら、長く「会うと死ぬ」不吉の象徴として語り継がれてきました。

世界の怪物・妖精

獏とは、中国の古典に現れる辟邪の霊獣で、鼻は象、目は犀、尾は牛、足は虎、体は熊に似ると描かれてきた存在です。李時珍の本草綱目にもその姿が見え、古代中国では邪気や疫病を払う獣として語られていました。 ただし、現代の日本で広く知られる「悪夢を食べる獏」は、中国の伝承をもとに日本で独自に発展したものです。

都市伝説

ターボババアは、夜の高速道路やトンネルを車で走行中、時速100〜140キロで並走・追走してくる老婆として語られる都市伝説である。トンネル内で窓を叩かれ、振り向くと同じ速度で走る老婆と目が合うという不条理が核になっており、1980年代後半から1990年代にかけて口承で広がった。